特別な関係【第14話】|術後半年、それでも傷痕を見せられない私

※本記事は、乳がん手術後の心とパートナーとの関係について綴った個人の体験談です。一部プロモーションを含みます。

あれから季節が巡り、暑い夏を迎えました。

彼は相変わらず、私のそばにいてくれています。

大きな手術を受けてから、まもなく半年。
けれど私は今も、術後の傷痕を彼に見せることができません。

  1. 季節が変わっても、心は追いつかないまま
  2. 彼は何も変わらなかった
  3. 何も求めず、待ってくれた人
  4. 「ありのままの私」を受け入れる途中で
  5. 一人で抱えきれない日は、誰かに話してもいい
    1. オンライン心理カウンセリング Kimochi
  6. Rino’s Choice|心を少し休ませたい日に
    1. ロディア ゴールブック A5
    2. 薄手オーガニックコットンブランケット
    3. 有田焼 麟 Lin マグカップ
  7. 🏠 Rino’s ROOM
  8. よくある質問
    1. 術後の傷痕は、パートナーに見せなければいけませんか?
    2. 傷痕への不安を、どう伝えればよいですか?
    3. つらい気持ちは、どこへ相談できますか?
  9. まとめ|心の回復は、自分の歩幅でいい
  10. 前回・次回の記事
  11. あわせて読みたい記事
  12. 季節が変わっても、心は追いつかないまま
  13. 彼は何も変わらなかった
  14. 何も求めず、待ってくれた人
  15. 「ありのままの私」を受け入れる途中で
  16. 一人で抱えきれない日は、誰かに話してもいい
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  17. Rino’s Choice|心を少し休ませたい日に
    1. ロディア ゴールブック A5
    2. 薄手オーガニックコットンブランケット
    3. 有田焼 麟 Lin マグカップ
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  19. よくある質問
    1. 術後の傷痕は、パートナーに見せなければいけませんか?
    2. 傷痕への不安を、どう伝えればよいですか?
    3. つらい気持ちは、どこへ相談できますか?
  20. まとめ|心の回復は、自分の歩幅でいい
  21. 前回・次回の記事
  22. あわせて読みたい記事

季節が変わっても、心は追いつかないまま

失った左胸は、今も私の心を苦しめています。

勇気を出そうと思っても、その一歩が踏み出せず、時間だけが静かに過ぎていきます。

病気は、手術を終えれば終わりではありません。

傷は少しずつ治っても、心は思うようには前へ進めない日があります。

彼は何も変わらなかった

彼は以前と同じように笑い、何気ない会話をして、当たり前のように私の隣を歩いてくれます。

変わってしまったのは、私だけでした。

「もし傷痕を見たら、どう思うだろう」
「女性として見てもらえなくなったら、どうしよう」

そんな不安ばかりが頭をよぎり、気づけば彼との間に、心の中で少しずつ距離を作ってしまっていた気がします。

こんな体になってしまった自分。

以前のように恋愛を楽しむことは、もうできないのではないか。

失ったものは胸だけではなく、自分への自信まで一緒に失ってしまったように感じていたのです。

何も求めず、待ってくれた人

それでも彼は、何も求めませんでした。

以前と何ひとつ変わらない彼の姿に、私は何度も救われていました。

責めることもなく、急かすこともなく、ただ私の気持ちを待ってくれていました。

笑顔で過ごせる日もあれば、鏡を見ることさえつらい日もあります。

ふとした瞬間に涙があふれ、「どうして私だけ…」と思ってしまう日もありました。

それでも彼は、出会った頃と変わらず、そんな私ごと受け止めてくれていました。

何も言わず、そっと隣にいてくれる。
その存在が今も変わらず、温かく優しく、私を支えてくれています。

体の回復と、心の回復は同じ速さでなくていい
傷痕を誰かに見せることも、触れられることも、急いで決める必要はありません。自分が安心できる範囲や言葉だけを伝え、まだ難しいことには「今は待ってほしい」と境界線を示してよいのだと思います。

「ありのままの私」を受け入れる途中で

「ありのままの私でいい。」

そう思える日は、まだ訪れていません。

術後、半年がたった今も、傷痕を見せる勇気はありません。

けれど、いつかありのままの私を受け入れ、自分自身も受け入れられる日が来ることを信じたい。

その日は、もう少し先なのかもしれません。

焦らなくてもいい。
泣いてしまう日があってもいい。

少しずつでも、自分を好きになれる日が来ることを信じながら。

それでも私は、彼と一緒に歩きながら、一歩ずつ、また新たに前へ進んでいこうと思っています。

一人で抱えきれない日は、誰かに話してもいい

パートナーだからこそ言えないことや、近しい人には見せたくない涙もあります。

そんな時は、主治医や看護師、院内のがん相談支援センター、こころのケアを担う専門職など、第三者へ話すことも選択肢のひとつです。

国立がん研究センターの「がん相談支援センター」は、患者本人だけでなく家族や、その病院へ通院していない方も、無料・匿名で利用できます。治療後の生活や家族との関係、不安なども相談できます。
参考:国立がん研究センター がん情報サービス日本サイコオンコロジー学会

オンライン心理カウンセリング Kimochi

傷痕への思いや恋愛の不安を、身近な人には話しにくい時に。自宅から相談できる選択肢です。緊急時の医療や診断・治療に代わるサービスではありません。

オンライン心理カウンセリング Kimochi

Rino’s Choice|心を少し休ませたい日に

自分の気持ちを無理に変えるためではなく、今の自分をいたわる小さな時間のために。心を言葉にするノート、体を包むブランケット、温かい飲み物を楽しむ器を選びました。

ロディア ゴールブック A5
気持ちを言葉に

ロディア ゴールブック A5

誰にも言えない思いを少しずつ書き出したい日に。書けない日は、開くだけでも大丈夫です。

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薄手オーガニックコットンブランケット
やさしく体を包む

薄手オーガニックコットンブランケット

冷房で肌寒い時や、ひとりで静かに休みたい時間に。サイズと素材をご確認ください。

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有田焼 麟 Lin マグカップ
温かいひと息に

有田焼 麟 Lin マグカップ

好きな飲み物をゆっくり味わい、自分のための時間をつくりたい日に。

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※商品は心地よく過ごすための選択肢の一例で、心身の不調を治療するものではありません。価格・在庫・仕様は変更される場合があります。

🏠 Rino’s ROOM

心を整えたい日や、自分をやさしくいたわりたい日に選んだものをまとめています。

Rino’s ROOMを見る →

よくある質問

術後の傷痕は、パートナーに見せなければいけませんか?

見せる時期や、見せるかどうかを決めるのは自分自身です。安心できない時に無理をする必要はありません。「まだ心の準備ができていない」と伝えることも、大切なコミュニケーションです。

傷痕への不安を、どう伝えればよいですか?

すべてを一度に話そうとせず、「怖い」「急がず待ってほしい」など、今伝えられる言葉だけでも構いません。見せることと、気持ちを伝えることは別々に考えて大丈夫です。

つらい気持ちは、どこへ相談できますか?

主治医や看護師、がん相談支援センター、精神腫瘍科・心療内科などの医療者、公認心理師・臨床心理士などが候補です。眠れない、食べられない、日常生活が難しい状態が続く場合は、早めに医療機関へ相談してください。

まとめ|心の回復は、自分の歩幅でいい

  • 術後半年がたっても、傷痕を見せられない気持ちは残っている
  • 彼は責めたり急かしたりせず、変わらず隣にいてくれた
  • 体と心の回復は、同じ速さで進まなくていい
  • 一人で抱えきれない時は、専門家へ話すことも選べる

焦らなくてもいい。今の自分を責めずに、自分の歩幅で進んでいけばいい。
そう信じながら、私は彼と一緒に、また一歩ずつ歩いていこうと思います。

前回・次回の記事

前回|第13話会えない時間が、ふたりを少しずつ変えていた 次回|第15話次回の記事へ続きます

あわせて読みたい記事

※本記事は個人の体験をもとにしたもので、診断や治療に代わるものではありません。回復の経過や感じ方には個人差があります。心身のつらさが強い時や長く続く時は、主治医や医療機関へご相談ください。

※本記事は、乳がん手術後の心とパートナーとの関係について綴った個人の体験談です。一部プロモーションを含みます。

あれから季節が巡り、暑い夏を迎えました。

彼は相変わらず、私のそばにいてくれています。

大きな手術を受けてから、まもなく半年。
けれど私は今も、術後の傷痕を彼に見せることができません。

季節が変わっても、心は追いつかないまま

失った左胸は、今も私の心を苦しめています。

勇気を出そうと思っても、その一歩が踏み出せず、時間だけが静かに過ぎていきます。

病気は、手術を終えれば終わりではありません。

傷は少しずつ治っても、心は思うようには前へ進めない日があります。

彼は何も変わらなかった

彼は以前と同じように笑い、何気ない会話をして、当たり前のように私の隣を歩いてくれます。

変わってしまったのは、私だけでした。

「もし傷痕を見たら、どう思うだろう」
「女性として見てもらえなくなったら、どうしよう」

そんな不安ばかりが頭をよぎり、気づけば彼との間に、心の中で少しずつ距離を作ってしまっていた気がします。

こんな体になってしまった自分。

以前のように恋愛を楽しむことは、もうできないのではないか。

失ったものは胸だけではなく、自分への自信まで一緒に失ってしまったように感じていたのです。

何も求めず、待ってくれた人

それでも彼は、何も求めませんでした。

以前と何ひとつ変わらない彼の姿に、私は何度も救われていました。

責めることもなく、急かすこともなく、ただ私の気持ちを待ってくれていました。

笑顔で過ごせる日もあれば、鏡を見ることさえつらい日もあります。

ふとした瞬間に涙があふれ、「どうして私だけ…」と思ってしまう日もありました。

それでも彼は、出会った頃と変わらず、そんな私ごと受け止めてくれていました。

何も言わず、そっと隣にいてくれる。
その存在が今も変わらず、温かく優しく、私を支えてくれています。

体の回復と、心の回復は同じ速さでなくていい
傷痕を誰かに見せることも、触れられることも、急いで決める必要はありません。自分が安心できる範囲や言葉だけを伝え、まだ難しいことには「今は待ってほしい」と境界線を示してよいのだと思います。

「ありのままの私」を受け入れる途中で

「ありのままの私でいい。」

そう思える日は、まだ訪れていません。

術後、半年がたった今も、傷痕を見せる勇気はありません。

けれど、いつかありのままの私を受け入れ、自分自身も受け入れられる日が来ることを信じたい。

その日は、もう少し先なのかもしれません。

焦らなくてもいい。
泣いてしまう日があってもいい。

少しずつでも、自分を好きになれる日が来ることを信じながら。

それでも私は、彼と一緒に歩きながら、一歩ずつ、また新たに前へ進んでいこうと思っています。

一人で抱えきれない日は、誰かに話してもいい

パートナーだからこそ言えないことや、近しい人には見せたくない涙もあります。

そんな時は、主治医や看護師、院内のがん相談支援センター、こころのケアを担う専門職など、第三者へ話すことも選択肢のひとつです。

国立がん研究センターの「がん相談支援センター」は、患者本人だけでなく家族や、その病院へ通院していない方も、無料・匿名で利用できます。治療後の生活や家族との関係、不安なども相談できます。
参考:国立がん研究センター がん情報サービス日本サイコオンコロジー学会

オンライン心理カウンセリング Kimochi

傷痕への思いや恋愛の不安を、身近な人には話しにくい時に。自宅から相談できる選択肢です。緊急時の医療や診断・治療に代わるサービスではありません。

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Rino’s Choice|心を少し休ませたい日に

自分の気持ちを無理に変えるためではなく、今の自分をいたわる小さな時間のために。心を言葉にするノート、体を包むブランケット、温かい飲み物を楽しむ器を選びました。

ロディア ゴールブック A5
気持ちを言葉に

ロディア ゴールブック A5

誰にも言えない思いを少しずつ書き出したい日に。書けない日は、開くだけでも大丈夫です。

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薄手オーガニックコットンブランケット
やさしく体を包む

薄手オーガニックコットンブランケット

冷房で肌寒い時や、ひとりで静かに休みたい時間に。サイズと素材をご確認ください。

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有田焼 麟 Lin マグカップ
温かいひと息に

有田焼 麟 Lin マグカップ

好きな飲み物をゆっくり味わい、自分のための時間をつくりたい日に。

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※商品は心地よく過ごすための選択肢の一例で、心身の不調を治療するものではありません。価格・在庫・仕様は変更される場合があります。

🏠 Rino’s ROOM

心を整えたい日や、自分をやさしくいたわりたい日に選んだものをまとめています。

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よくある質問

術後の傷痕は、パートナーに見せなければいけませんか?

見せる時期や、見せるかどうかを決めるのは自分自身です。安心できない時に無理をする必要はありません。「まだ心の準備ができていない」と伝えることも、大切なコミュニケーションです。

傷痕への不安を、どう伝えればよいですか?

すべてを一度に話そうとせず、「怖い」「急がず待ってほしい」など、今伝えられる言葉だけでも構いません。見せることと、気持ちを伝えることは別々に考えて大丈夫です。

つらい気持ちは、どこへ相談できますか?

主治医や看護師、がん相談支援センター、精神腫瘍科・心療内科などの医療者、公認心理師・臨床心理士などが候補です。眠れない、食べられない、日常生活が難しい状態が続く場合は、早めに医療機関へ相談してください。

まとめ|心の回復は、自分の歩幅でいい

  • 術後半年がたっても、傷痕を見せられない気持ちは残っている
  • 彼は責めたり急かしたりせず、変わらず隣にいてくれた
  • 体と心の回復は、同じ速さで進まなくていい
  • 一人で抱えきれない時は、専門家へ話すことも選べる

焦らなくてもいい。今の自分を責めずに、自分の歩幅で進んでいけばいい。
そう信じながら、私は彼と一緒に、また一歩ずつ歩いていこうと思います。

前回・次回の記事

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