※本記事は、乳がん手術と自家組織による乳房再建後の経過を綴った個人の体験談です。一部プロモーションを含みます。
術後から、もうすぐ半年が経とうとしていました。
あれほど頻繁に通っていた病院も、今では月に一度の通院になりました。
まだ回復の途中。それでも、少しずつ前へ進んでいることを感じられるようになってきました。
次の診察が問題なければ、その次は半年後へ
診察の中で、先生からこう言われました。
その次は半年後でも大丈夫でしょう」
その言葉を聞いた瞬間、ようやく少しだけ前に進めたような気持ちになりました。
もちろん、乳がんとの向き合いが終わるわけではありません。
それでも、通院の間隔が少しずつ延びていく中で、私の日常が戻り始めていることを実感しました。
まだ治療は終わっていない
順調なことばかりではありません。
腹部の組織を使って右胸を再建した手術のあと、左腹部には今も液がたまり、穿刺が続いています。
何度も病院へ行き、たまった液を抜いてもらう日々。
終わりが見えないように感じ、気持ちが沈んでしまうこともあります。
一方で、再建した右胸から出ていた浸出液はようやく止まり、傷口も塞がりつつあります。
それだけでも、半年前を思えば本当に大きな前進です。
乳房再建後、ドレーンを抜いたあとに血液やリンパ液などがたまった場合、状態を確認しながら注射器で体液を除去することがあります。経過や必要な処置は再建方法や体の状態によって異なります。赤み・熱感・腫れ・強くなる痛み・発熱・傷からの排液など、気になる変化がある時は、次の予約日を待たず担当医療機関へ連絡してください。
参考:日本乳癌学会 患者さんのための乳がん診療ガイドライン
再建した右胸に残る硬さ
再建した右胸には、まだ硬さが残っています。
先生からは、
少しずつ硬さはなくなってくると思いますよ」
と説明を受けました。
手術をしたら、すぐ元通りになると思っていた私。
けれど実際に経験してみると、回復には想像していた以上の時間が必要でした。
焦っても、身体には身体のペースがあります。
最近は、そのことを少しずつ受け入れられるようになってきました。
乳頭・乳輪の再建をどうするか
先生からは、半年後の診察で今後の再建について一緒に考えていきましょう、という話もありました。
乳頭や乳輪の再建をするのか。
このままで過ごすのか。
自分が本当に納得できる形は何なのか。
今すぐ答えを出さなくてもいい。
そう思える時間をもらえたことは、私にとって大きな安心でした。
乳頭・乳輪を切除した場合、希望に応じて再建を検討することがあります。ただし、方法や時期、追加の手術を受けるかどうかは、これまでの治療や再建方法、体の状態、本人の希望によって異なります。「再建しない」という選択も含め、急いで決めず担当医と相談してよいことです。
参考:国立がん研究センター がん情報サービス「乳がん 療養」
半年前の私は、今の景色を想像できなかった
手術を終えたばかりの頃は、
そんなことばかり考えていました。
痛み、不安、傷痕。
毎日がとても長く感じられました。
半年たった今も、通院は続き、穿刺も終わっていません。
それでも、あの頃の自分と比べると、確実に前へ進んでいます。
回復は、一直線ではありません。
良い日もあれば、不安になる日もあります。
それでも、一歩ずつ積み重ねてきた時間は、ちゃんと自分の力になっていました。
不安を一人で抱えきれない日に
通院の間隔が延びる安心と、医療者に会えない時間が増える不安。
再建の選択や、思うように進まない回復について、身近な人には話しにくい日もあります。
そんな時は、主治医や看護師、がん相談支援センター、こころの専門家へ話すことも選択肢のひとつです。
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術後の長い回復や、再建についての迷いを身近な人には話しにくい時に。自宅から気持ちを相談できる選択肢です。緊急時の医療や、診断・治療に代わるサービスではありません。
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治療を早く終わらせるためのものではなく、長く続く通院の中で、自分を少しいたわるための3点です。使い心地や体調には個人差があるため、無理のない範囲で選んでください。
※商品は、心地よく過ごすための選択肢の一例であり、術後の症状を治療するものではありません。体調や傷の状態に不安がある場合は、商品で対処せず担当医へご相談ください。価格・在庫・仕様は変更される場合があります。
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Rino’s ROOMを見る →よくある質問
乳房再建後、たまった液を穿刺で抜くことはありますか?
再建後に体液がたまり、状態を確認しながら穿刺で除去する場合があります。必要な回数や経過は一人ひとり異なります。通院先の指示に従い、赤み・熱・腫れ・強い痛み・発熱などがある時は早めに連絡してください。
術後半年でも、再建した胸に硬さが残ることはありますか?
硬さの原因や変化には個人差があるため、期間だけで判断はできません。自己流で強く揉んだりせず、硬さが強くなる、痛みや赤みを伴うなどの変化があれば、担当医に確認してください。
乳頭・乳輪の再建は、必ず受けるものですか?
必ず受けなければならないものではありません。希望する形や追加手術への考え方は人それぞれです。方法・時期・受けない選択も含め、形成外科や乳腺外科で相談しながら決めることができます。
まとめ|術後半年は、新しい日常が始まる途中
- 通院は月に一度となり、次の診察後にはさらに間隔が延びる見込みになった
- 腹部への穿刺は続いているが、右胸の浸出液は止まり、傷も塞がりつつある
- 再建した胸の硬さや今後の乳頭・乳輪再建は、時間をかけて考えていく
- 回復は一直線ではなくても、積み重ねた時間は確かな前進になっている
術後半年は「もう終わった」ではなく、少しずつ新しい日常が始まる時期なのかもしれません。
焦らなくてもいい。回復の速さは人それぞれです。
同じように乳がんの治療や再建手術を経験されている方へ。
今はつらくても、少しずつ景色は変わっていく。
私の体験が、誰かの小さな希望になれば嬉しいです。
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※本記事は個人の体験をもとにしたもので、診断や治療方針を示すものではありません。術式や回復の経過、通院間隔、再建の選択には個人差があります。症状や傷の状態に不安がある場合は、主治医・形成外科・乳腺外科などへご相談ください。

