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乳がんの手術を終え、腹部の自家組織で乳房再建をしてから少し経った頃。再建した胸に、硬いしこりのような感覚がありました。
「再発だったらどうしよう」「何か悪いものだったらどうしよう」——そんな不安が頭から離れず、何度も検索をしていたことを覚えています。
診察で聞いた言葉は、脂肪壊死でした。今回は、私自身の経過と、そのときの気持ちを残します。
🩺 腹部再建後、胸にしこりのような違和感
少しずつ日常に戻ろうとしていた頃、再建した胸に硬さのような違和感を感じるようになりました。
触れるたびに「前からこんな感じだったかな」「何か悪い変化だったらどうしよう」と気になり、何度も胸を確認してしまう日もありました。
さらに、胸の一部が赤く腫れ、熱がこもっているように感じることも。傷の一部から浸出液が出ることもあり、「感染だったら」「再発だったら」と不安が強くなっていきました。
怖くなる自分を、責めなくていいと思います。
💧 診察で「脂肪壊死」と説明された
診察を受けたとき、医師から説明されたのが脂肪壊死という言葉でした。
再建した組織の一部に血流が十分届かず、脂肪組織が傷んで硬さやしこりとして感じられることがある、と説明を受けました。
初めて聞いたときは、「壊死」という言葉の響きが強く、それだけで怖くなりました。それでも、再建後に起こりうる変化のひとつだと知り、少しだけ気持ちが落ち着いたのを覚えています。
⚠️ 赤み・熱感・浸出液が続いた私の場合
診察では、状態によって穿刺で液体を抜くこともあると説明を受けました。私の場合は、傷口の一部から浸出液が漏れ出す状態が続いていました。
赤みや熱感が出る日もあり、良くなったように感じては、また心配になる。その繰り返しでした。
受診についての大切なお願い
再建後の新しいしこりや硬さは、脂肪壊死だけでなく別の原因でも起こります。見た目や触った感覚だけで判断せず、主治医や再建を担当した医療機関で確認してください。
特に、赤み・熱感・浸出液・発熱・痛みの悪化がある場合は、感染などの確認が必要なこともあります。予約日を待たず、早めに医療機関へ連絡してください。
📚 脂肪壊死の起こり方には幅がある
脂肪壊死は、乳房の手術や再建後などに起こり、しこりや硬さ、皮膚の赤みとして気づくことがあります。一方で、再建方法、診断の基準、調査期間などによって報告される頻度には大きな幅があります。
そのため、この記事では「誰にでも当てはまる割合」としてひとつの数字を示していません。私自身の範囲が広かったことと脂肪壊死との関係も、自己判断ではなく、診察の中で確認していくことが大切だと考えています。
脂肪壊死は良性の変化とされますが、乳がん治療後のしこりは外見や触診だけでは区別できない場合があります。画像検査や、必要に応じた追加検査で確かめてもらうことが安心につながります。
🌙 説明を聞いても、不安はすぐには消えなかった
診察で説明を受けたからといって、すぐに安心できたわけではありません。触るたびに気になり、見た目や硬さの変化にも気持ちが揺れました。
「大丈夫」と思いたいのに、どこかでまだ怖い。乳がんを経験したあとの体の変化は、心の不安とも深くつながっているように感じます。
🌿 少しずつ安心できるようになった理由
私が少しずつ落ち着けるようになったのは、自分だけで抱え込まず、診察で確認できたことが大きかったと思います。
不安なときに検索をすることもあります。でも、検索すればするほど怖くなってしまうこともありました。気になる変化があるときは自分だけで判断せず、医師に確認する。その積み重ねが、少しずつ安心につながりました。
🤍 同じように不安を抱えている方へ
しこりのような硬さや見た目の変化に戸惑えば、不安になるのは自然なことだと思います。私もそうでした。
怖いと思う自分を責めなくていい。気になることがあるなら、遠慮せず医師に相談していい。一つずつ確認しながら、少しずつ安心を取り戻していけばいいのだと思います。
少しずつ安心できる時間が増えていきますように。
Rino’s Choice|不安な時期にそっと寄り添ってくれたもの
術後の不安が強い時期は、特別なことを頑張るより、心と体を少しでも休ませることを大切にしていました。
温かい飲み物、やわらかな部屋着、楽な姿勢を支えるもの、無理をしない日の食事。小さな選択に助けられる日もありました。
※商品の価格・在庫・仕様は変更される場合があります。最新情報は各商品ページでご確認ください。術後の衣類や寝具の使用は、傷の状態や医療者からの指示を優先してください。
🌸 まとめ|不安をひとりで抱え込まないために
- 腹部再建後、硬さやしこりとして脂肪壊死に気づくことがある
- 見た目や触った感覚だけで自己判断せず、医療機関で確認する
- 赤み・熱感・浸出液・発熱・痛みの悪化があれば早めに連絡する
- 不安になる自分を責めず、心のつらさもひとりで抱え込まない
私にとって、とても不安な経験でした。それでも診察で一つずつ確認することで、少しずつ気持ちを落ち着けることができました。
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※本記事は、私自身の体験をもとにまとめたもので、診断や治療を目的としたものではありません。症状や経過には個人差があります。気になる症状や不安がある場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。

