乳がん体験談【第18話】想定外の退院宣告。最短の生還と、自分らしく生きるための最終形態へ

乳がん体験談 第18話|想定外の退院宣告と自分らしい最終形態

※本記事はプロモーションを含みます。

15時間に及ぶ大手術から、気づけば8日が経っていました。

痛みが少しずつ落ち着き、深く眠れる時間もほんの少し戻ってきました。まだ体は思うように動かなくても、心には小さな余白が生まれていました。

院内を歩けるようになった日、ドレーンの思わぬ出来事、突然の退院宣告、そして傷跡と向き合った時間を綴ります。

乳がん体験談【第18話】想定外の退院宣告。最短の生還と、自分らしく生きるための最終形態
術後8日目、院内を歩けるようになったこと
ドレーンが抜けかけ、急きょ外すことになったこと
術後12日目に告げられた、翌日の退院
初めてのシャワーと、傷跡を受け止め始めた心

🚶 院内を歩いていいと言われた日

主治医から、病院内を歩いてよいと許可が出ました。それまでは病室内やトイレまでだった行動範囲が、一階のコンビニまで広がりました。

以前なら何気なく歩いた距離も、今の私には立派な“小さな冒険”でした。焦らず、無理に元へ戻ろうとせず、自分のペースでできることを増やしていけばいい。

「歩いていいですよ」という言葉が、
少しずつ日常へ戻る許可のように感じられました。

行動範囲は医療者の指示を優先してください

歩行の開始時期や距離は、手術内容と回復状態によって異なります。痛み、息切れ、めまい、動悸などがある場合は無理をせず、医療スタッフへ伝えてください。

🩹 左のドレーンとの突然の別れ

左側のドレーンから液が漏れているように感じ、看護師さんに確認してもらうと、管が体の外へ大きく滑り出していました。

一度外へ出た部分は感染を防ぐため中へ戻せないと説明され、医療者の判断でドレーンを抜くことになりました。身構えましたが、私の場合は想像したほどの痛みもなく終わりました。

排液が少し残っていた部分はガーゼで保護され、体につながる管は右側の2本になりました。一本減っただけでも、体と心が少し軽くなった気がしました。

ドレーンがずれたり、漏れたりしたら

自分で押し戻したり抜いたりせず、すぐに看護師や医師へ知らせてください。退院後の場合は、病院から案内された連絡先へ相談してください。

✨ 「明日、退院していいですよ」

術後12日目、右側に残っていた2本のドレーンも外れ、すべての管から解放されました。その直後、先生から「経過が順調なので、明日退院してもいいですよ」と告げられました。

私はもっと長く入院するものだと思っていたため、喜びより先に驚きが込み上げました。

退院時期は術式、傷や排液の状態、生活動作、退院後の支援環境などによって異なります。今回の早い退院は、私の経過について主治医が判断したものでした。

出口が見えないと思った時間の先に「帰れる日」が来た。人生には、思いがけない形で救われることもあるのだと感じました。

🚿 術後初めてのシャワーと、傷跡

退院が決まった日、術後初めてシャワーを浴びました。温かいお湯が体に触れた瞬間、思わずほっと息が漏れました。

同時に、再建した胸、見慣れない形、大きな傷跡と改めて向き合う時間にもなりました。

これが今の私なのだと受け止めようとしても、心はすぐには追いつきません。それでも、この傷は私が生き抜いた証でもある。そう考えたとき、傷跡を自分の人生の一部として受け止めたい気持ちが少し芽生えました。

シャワーや傷のケアは許可を確認してから

シャワーを始める時期、傷の洗い方、保護材の扱いは手術や傷の状態で異なります。自己判断せず、医療者から受けた説明に従ってください。赤み・熱感・急な腫れ・発熱・出血や浸出液・痛みの悪化があれば病院へ連絡してください。

🌱 一年がかりで目指す、私の「最終形態」

私が通う病院では、この先、状態が落ち着いてから乳輪、さらに乳頭を再建する計画について説明を受けました。

ここで終わりではなく、私の場合は最終的な形までおよそ一年を見込む、長い道のりです。時期や方法は傷の回復や治療計画によって変わる可能性があります。

焦らず、一気に完成しなくてもいい。以前と同じではなくても、これからの私なりの「自分らしさ」を作っていけばいいのだと思っています。

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ブラやパッドの使用開始時期、締めつけの程度は術式や傷の状態で異なります。主治医・看護師からの指示を優先してください。

※商品の価格・在庫・仕様は変更される場合があります。最新情報は各商品ページでご確認ください。

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🤍 心が追いつかないときに

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※医療行為や緊急対応の代わりではありません。緊急時は医療機関や緊急窓口へ連絡してください。

🌸 まとめ|最短の生還、その先の私らしい形

  • 術後8日目、許可を受けて院内を歩けるようになった
  • 抜けかけたドレーンは医療者の判断で外すことになった
  • 術後12日目に翌日の退院を告げられた
  • 傷跡を、生き抜いた証として少しずつ受け止め始めた

再建も心の整理も、これから続きます。以前と同じでなくても、これからの私にとっての“最終形態”を時間をかけて育てていけたらと思います。

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※本記事は個人の体験記で、医療的な助言を目的としていません。治療・回復の経過には個人差があります。体調に不安がある場合は医師や医療機関へご相談ください。

※掲載商品・サービスは特定の効果や結果を保証するものではありません。