1頭目のゴールデンレトリバーが1歳半を迎え、少しずつ「家族」になってきたと感じられるようになった頃のことでした。
あの子との暮らしは、毎日がにぎやかで、時に大変で、でも確かに幸せで。
そんな日々の中で、私の心にはずっとひとつの想いがありました。
「いつか、この子に兄弟を迎えたい」
大型犬と暮らしていく中で感じるぬくもりや安心感は、想像していた以上に大きくて。
だからこそ、もう一頭を迎えることは、ずっと前から心のどこかで考えていたことでした。
※本記事はプロモーションを含みます。
- 大型犬との暮らしの中で、ずっと心にあった「もう一頭迎えたい」という気持ち
- 生後5ヶ月になっても家族が決まらなかった、一匹のバーニーズ
- 致死率90%とも言われる「犬パルボウイルス感染症」とは
- 不安がなかったわけじゃない。それでも迎えたいと思った理由
- 「この子だ」と思えた瞬間。少しだけ個性的な模様も、愛おしさになった
- 家に来てくれたその日から、抱きしめるたびに感じた「命の重み」
- パルボを乗り越えたあとに残ったもの。それでも「生きていてくれる」ことの大きさ
- Rino’s Choice|毎日の「お水」と「安心」を整えるものたち
- ウォーターサーバーという選択肢|大切な家族の「飲むもの」を整える
- この子は、わが家に「命の強さ」を連れてきてくれた
- 次回の記事へ
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大型犬との暮らしの中で、ずっと心にあった「もう一頭迎えたい」という気持ち
もともと私は、超大型犬に強い憧れがありました。
ピレニーズ、セントバーナード。
あの大きくて、どこか包み込むような存在感に、昔から惹かれていたんです。
けれど、憧れと現実は、やっぱり少し違います。
「本当に今の自分に、その子の一生を背負えるだろうか」
「この先の暮らしの中で、無理なく責任を持って育てていけるだろうか」
そんなことを何度も考えた末に、私が以前から心の中で決めていた犬種がありました。
それが、バーニーズマウンテンドッグでした。
穏やかで優しくて、でもどこか不器用で、愛嬌があって。
その大きな体の中に、繊細さとあたたかさを持っているような、そんなバーニーズにずっと惹かれていたのです。
そしてその春、私は一匹の子犬と出会うことになります。
生後5ヶ月になっても家族が決まらなかった、一匹のバーニーズ
その子を見つけたのは、春先のことでした。
ネットで何気なく子犬情報を見ていたとき、ふと一匹のバーニーズの子が目に留まりました。
まだ幼さを残した表情。
でも、どこか少しだけ「待っている」ような空気をまとっていて、不思議と心に引っかかったのを覚えています。
普通なら、生まれたての子犬たちは次々に新しい家族が決まっていきます。
特に人気のある大型犬の子犬なら、なおさらです。
でもその子は、生後5ヶ月を過ぎても、まだショップにいました。
「どうしてだろう」
気になって、私は思い切って電話をかけてみました。
すると、店員さんが少し間を置いてから、静かに教えてくれたのです。
「実はこの子、幼い頃に……致死率90%とも言われる感染症にかかったことがあるんです」
その瞬間、胸の奥がざわっとしたのを今でも覚えています。
店員さんは、隠すことなく、正直に話してくれました。
でも、その“正直さ”こそが、この子にとっては不利に働いていたのだと思います。
「その事実を伝えると、どうしても敬遠されてしまって……」
そう言われたとき、私はなんとも言えない気持ちになりました。
この子が悪いわけじゃない。
この子はただ、生きようとして、生き延びて、ここにいるだけなのに。
致死率90%とも言われる「犬パルボウイルス感染症」とは
その子が乗り越えた病気は、犬パルボウイルス感染症(パルボ)でした。
犬を飼っている人なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
特に子犬にとっては、本当に恐ろしい感染症です。
私もその時点では詳しく知らなかったので、電話を切ったあと、すぐに必死で調べました。
パルボが怖いと言われる理由
犬パルボウイルス感染症は、特にワクチン未接種の子犬にとって命に関わることがある感染症です。
- 激しい嘔吐
- 強い悪臭を伴う下痢や血便
- 急激な脱水
- 食欲不振、ぐったりする
こうした症状が一気に進み、発症から短時間で急変してしまうこともあると言われています。
しかも厄介なのは、ウイルスそのものを直接やっつける特効薬がないということ。
治療は主に点滴や対症療法。
つまり、最終的にはその子自身の体力と免疫力が命をつなぐことになるのです。
小さな子犬にとって、それがどれだけ過酷なことか。
想像するだけで、胸が苦しくなりました。
「その状態で助かったんだから、この子は本当に強い子です」
店員さんが言った言葉が、今でも忘れられません。
「その状態で助かったんだから、この子の生命力、本当にすごいんです」
その一言に、私は強く胸を打たれました。
生死の境をさまよいながらも、この子は生きた。
苦しくて、つらくて、何度も小さな体が限界を迎えそうになったはずなのに、それでも「生きる」ことを諦めなかった。
そう思ったら、もうその子のことを“条件”では見られなくなっていました。
「この子に会いたい」
その気持ちは、電話を切った時にはもう、かなり大きくなっていたのだと思います。
不安がなかったわけじゃない。それでも迎えたいと思った理由
もちろん、気持ちだけで迎えられるほど、命は軽いものではありません。
私は数日間、できる限りパルボについて調べました。
ネットの記事、体験談、獣医師監修の情報。
「助かったあとに後遺症は残るのか」
「体が弱いままの可能性はあるのか」
「先住犬への影響は本当にないのか」
不安は、正直たくさんありました。
でも、調べれば調べるほど、私の中で大きくなっていったのは“怖さ”だけではありませんでした。
それ以上に、「この子はもう十分すぎるほど頑張ってきたんだ」という気持ちが強くなっていったのです。
小さな体で、命がけで病気と闘って。
それでも今、生きてここにいる。
だったら私は、この先の時間をこの子に「安心して生きていい場所」として渡したいと思いました。
完璧な未来を約束できるわけじゃない。
でも、ちゃんと大切にすることはできる。
そう思えたとき、私の中で答えはほとんど決まっていました。
「この子だ」と思えた瞬間。少しだけ個性的な模様も、愛おしさになった
バーニーズといえば、顔の模様が印象的な犬種です。
目の上にある“マロ”のような茶色の模様や、鼻筋の白いライン。
あの整った顔立ちに惹かれる人も多いと思います。
実は私も、どちらかといえば顔の白い部分がきれいに入った、いわゆる“王道”な顔立ちが好みでした。
でも、その子の顔には少しだけ個性がありました。
白い部分に、黒いポツポツ模様が入っていたんです。
最初に見たときは、正直に言えば「ちょっと珍しいな」と思いました。
でも、不思議なもので、見れば見るほどその表情に惹かれていくんですよね。
「ああ、この子らしい顔なんだな」
「これも全部、この子の生きてきた時間なんだな」
そう思えた瞬間、その模様さえも愛おしさに変わっていました。
真っ白で整った“理想”よりも、この子自身がもう、私の中では何より特別になっていたんです。
そして私は、その子を家族に迎えることを決めました。
家に来てくれたその日から、抱きしめるたびに感じた「命の重み」
こうして、わが家に新しい家族がやってきました。
まだ幼いのに、どこか少し達観したような表情。
そして、ふとした瞬間に見せる子犬らしい無邪気さ。
そのどちらもが、この子の「今まで」と「これから」を一緒に抱えているように見えて、私は何度も胸がいっぱいになりました。
元気に走る姿を見るたびに思うんです。
この子は、あの苦しい時間を本当に乗り越えてきたんだな、と。
激しい嘔吐。
血便。
食欲もなく、体力も奪われて、それでも小さな体で必死に生きていた時間。
私はその現場を見ていたわけではないのに、想像するだけで今でも胸が締めつけられます。
「よく生きていてくれたね」
「本当に、来てくれてありがとう」
抱きしめるたびに、そんな気持ちが込み上げてきました。
パルボを乗り越えたあとに残ったもの。それでも「生きていてくれる」ことの大きさ
パルボを乗り越えたとはいえ、やはりまったく何もなかったわけではありませんでした。
多少の後遺症のようなものや、体調面で気になることが残ることもありました。
普通に見えたとしても、「この子は一度、大きな病気をくぐり抜けてきた子なんだ」と感じる場面は、やっぱりあります。
でも、それでも思うのです。
生きていてくれるだけで、もう十分だと。
もちろん元気でいてほしいし、長生きしてほしい。
できることなら、これから先の時間は、苦しい思いなんてひとつもしてほしくない。
でも、どんなに願っても、命は思い通りにはいかないこともあります。
だからこそ私は、この子が今ここにいてくれる毎日を、ちゃんと大切にしたいと思うようになりました。
たくさん愛情を注いで、安心できる場所をつくって。
「生きていてよかった」と思える時間を、少しでも多く一緒に積み重ねていきたい。
それが、あの子に対して私ができるいちばんの恩返しなのかもしれません。
Rino’s Choice|毎日の「お水」と「安心」を整えるものたち
大きな病気を乗り越えたあの子を見て、私が改めて強く感じたのは、毎日の積み重ねの大切さでした。
特別なことじゃなくていい。
ちゃんと食べること。ちゃんと飲むこと。ちゃんと眠ること。
そんな当たり前のようで、実はとても大切なことを支えてくれるものが、暮らしの中にはいくつかあります。
ここでは、わが家の大型犬との日々にも自然になじみやすいものを、やさしくご紹介します。
大型犬が安心してくつろげる「大型犬用クッション」
体の大きな子は、寝る場所や休み方ひとつでも、意外と体への負担が変わってきます。
ふかふかすぎず、でもしっかり体を支えてくれるクッションやベッドがあると、落ち着いて眠れる時間が増えやすいと感じます。
病気を経験した子や、体調の波が気になる子には、こういう“何でもない毎日の快適さ”が、思っている以上に大事だったりします。
気持ちを切り替える時間にもなる「大型犬向けおもちゃセット」
大型犬は、ただ体が大きいだけではなく、心もとても繊細です。
遊ぶことは、運動だけではなく、気分転換やストレス発散にもつながる大切な時間。
噛んで遊べるもの、引っ張りっこできるもの、ひとり遊びしやすいものがいくつかあると、その日の気分に合わせて使いやすいです。
「元気に遊べる」ということ自体が、私はとても愛おしく感じます。
家具や手を守りながら向き合うための「噛み癖対策グッズ」
子犬期や不安定な時期には、どうしても噛みたい時期がありますよね。
ただ叱るだけではなく、「噛んでいいもの」をきちんと用意してあげることも、お互いにとってすごく大事だと感じます。
大型犬は力も強いので、丈夫さや安全性はかなり重要。
暮らしを守りながら、その子の欲求も受け止めてあげられるアイテムがあると、気持ちに少し余裕が生まれます。
ウォーターサーバーという選択肢|大切な家族の「飲むもの」を整える
そして、今回どうしても触れておきたかったのが「お水」のことです。
パルボのように、嘔吐や下痢、脱水が命に関わる病気を知ると、毎日口にするものの大切さをあらためて考えるようになります。
特に大型犬は、飲む水の量も多め。
多頭飼いになると、その消費量はさらに増えていきます。
「ちゃんと新鮮なお水を飲ませてあげたい」
「でも重いペットボトルを何本も買いに行くのは大変」
そんなとき、暮らしの負担を少し軽くしてくれるのがウォーターサーバーという選択肢でした。
毎日の手間が少し減るだけで、気持ちにも余裕ができる
犬との暮らしって、愛しいけれど、思っている以上に体力勝負なところがあります。
お世話、掃除、ごはん、通院、洗濯、片付け。
そこに「重い水を何本も運ぶ」が加わると、地味にしんどいんですよね。
だからこそ、毎日の暮らしを少しラクにしてくれるものは、飼い主にとっても大切です。
無理を減らすことは、手を抜くことではなくて、大切なものを守るための余白を作ることなのだと思います。
(愛犬の毎日にも、多頭飼いの暮らしにも、やさしく寄り添ってくれる選択肢です)
この子は、わが家に「命の強さ」を連れてきてくれた
致死率90%とも言われる感染症を乗り越えて、わが家にやってきた一匹のバーニーズ。
その存在は、ただ「新しい家族が増えた」というだけではありませんでした。
この子は、私たちに教えてくれたのです。
命は、思っている以上に強いこと。
そして、その強さは、決して当たり前ではないこと。
元気に歩いていること。
ごはんを食べること。
お水を飲んで、眠って、今日もそばにいてくれること。
そんなひとつひとつが、どれほど尊くて、ありがたいことなのか。
この子と出会ってから、私は以前よりずっと深く、それを感じるようになりました。
奇跡みたいに生き抜いた小さな命は、今ではわが家の大きな存在になっています。
そして私はこれからも、この子が安心して、穏やかに、あたたかく生きていける毎日を守っていきたいと思っています。
次回の記事へ
パルボを乗り越えたあの子との暮らしは、ここからまた新しい日々へと続いていきます。
次回は、そんなバーニーズに残った“体調の不安”や、先住犬ゴルちゃんとの関係の変化について綴ります。
ただ家族が増えた、という一言では終わらなかった。
その先にあった、もうひとつの現実のお話です。
▶︎ 大型犬との日々【第7話】食欲不振と謎の嘔吐。3歳になったゴルちゃんが教えてくれた「1日2回食」の盲点
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大型犬との暮らしは、可愛いだけでは語れないことがたくさんあります。
でもその分、心に深く残る出来事も、数えきれないほどあります。
このシリーズを続けて読んでくださる方は、ぜひ前後のお話もあわせてご覧ください。
▶︎ 大型犬との日々【第5話】
▶︎ 大型犬との日々【第4話】
※本記事は筆者個人の体験談をもとに綴った内容です。犬の病気や症状、治療経過には個体差があります。体調に不安がある場合は、必ず獣医師へご相談ください。
※商品紹介・PRを含みますが、特定の商品による治療・予防効果を保証するものではありません。

