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心が疲れている日は、献立を考えることさえ重たく感じます。
そんな日は、主菜と副菜をきれいに並べようとせず、冷蔵庫にある物を温かいスープへまとめます。
調理師として家庭料理を作ってきた中でも、一つの鍋で作れて、食べられる量を自分で決められるスープは、頑張れない日に取り入れやすい料理だと感じています。
今回は、特別な材料を増やさず作れる簡単スープを5つ紹介します。
温かいスープを「心の治療」にしない
温かい食事を取るとほっとすることはありますが、スープが心身の不調を治すわけではありません。
食欲がない日が長く続く、体重が大きく変わる、強い落ち込みが続く場合は、食事だけで抱え込まず医療機関へ相談してください。
食べるために力を使い切らないことも、暮らしを守る工夫です。
疲れた日に作りやすい簡単スープ5選
1.冷凍野菜のミネストローネ
冷凍ミックス野菜、カットトマト、水、コンソメ
豆、ウインナー、ショートパスタ
- 鍋に材料を入れて火にかけます。
- 野菜がやわらかくなるまで煮ます。
- 味を見て、濃ければ水を足します。
包丁を使いたくない日に。冷凍野菜は商品表示どおりに加熱します。
2.豆腐とわかめのしょうがスープ
豆腐、乾燥わかめ、水、鶏がらスープの素
しょうが、ごま、ねぎは好みで
- 鍋に水とスープの素を入れます。
- 豆腐をスプーンですくって加え、わかめと一緒に温めます。
- しょうがを少量加え、味を整えます。
塩分を控えている場合は、スープの素の量を商品表示や医師・管理栄養士の指示に合わせます。
3.卵とコーンのとろみスープ
卵、コーン、水、鶏がらスープの素
片栗粉と水を1対1で溶く
- コーンとスープを温めます。
- 水溶き片栗粉を少しずつ入れ、十分に沸かします。
- 溶き卵を細く流し、火が通るまで加熱します。
とろみは冷めにくいため、やけどに注意して少しずつ食べます。
4.鶏肉とキャベツのミルクスープ
鶏肉、キャベツ、牛乳、水、コンソメ
鶏肉をツナやベーコン、牛乳を豆乳に
- 鶏肉とキャベツを水で煮て、中心まで火を通します。
- 牛乳を加え、沸騰させ過ぎないよう温めます。
- コンソメで薄めに味を整えます。
豆乳は商品によって分離しやすいため、最後に加えて弱火で温めます。
5.かぼちゃの簡単ポタージュ
冷凍かぼちゃ、玉ねぎ、牛乳または豆乳、コンソメ
ブレンダーがなければ、やわらかく煮て木べらでつぶす
- かぼちゃと薄切り玉ねぎを水少量でやわらかく煮ます。
- 火を止めてから、やけどに注意してつぶします。
- 牛乳を加え、弱火で温めて味を整えます。
熱い液体に使えるかどうかは、ブレンダーの取扱説明書を必ず確認してください。
味つけは「足りなければ最後に足す」
疲れている時は、味見を重ねることも負担になります。最初から調味料を多く入れず、薄めに作り、器へよそってから必要な分だけ整えます。
ベーコン、缶詰、チーズ、スープの素など、塩分を含む食材を合わせる時は、調味料を減らして味を見ます。
- 具材は2〜3種類でも十分
- たんぱく源を一つ加える
- 味つけは一種類から始める
- 作れない日は市販品を使う
作り置きする時は、鍋のまま放置しない
スープや煮込み料理は、作った鍋のまま室温へ長く置かず、残す場合は浅い清潔な容器へ小分けし、早く冷まして冷蔵・冷凍します。
食べる時は鍋底からよく混ぜ、全体を十分に再加熱します。見た目やにおいに不安がある、時間がたち過ぎた物は食べないようにします。
※保存できる期間は、材料・調理方法・冷蔵庫の状態で異なります。「何日なら必ず安全」と一律には決めず、早めに食べ切ってください。
Rino’s Choice|スープ作りを少し軽くするもの
毎日の必需品ではありません。つぶす工程を減らしたい方、保存容器からそのまま食卓へ出したい方に合う選択肢として2点だけ紹介します。
※商品の価格・在庫・仕様は変更される場合があります。電子レンジや調理家電は、付属の取扱説明書と食材に合った使い方をご確認ください。
🏠 Rino’s ROOM
疲れた日の食卓や、暮らしを少し軽くするものを楽天ROOMにもまとめています。
Rino’s ROOMを見る →よくある質問
スープだけの食事でも大丈夫ですか?
一食で完璧に整えようとしなくてもかまいません。豆腐、卵、肉、魚、豆などを加えると一皿で食べやすくなります。食事制限や治療中の栄養については、医師・管理栄養士へ相談してください。
冷凍野菜は生野菜よりよくないですか?
調理の負担を減らせる便利な選択肢です。加熱方法や保存方法は商品表示に従い、無理なく続けられる方を選びます。
作り置きしたスープは何日もちますか?
材料や冷却・保存状態で変わるため、一律の日数は示せません。浅い容器へ小分けして速やかに冷蔵・冷凍し、早めに食べ切り、十分に再加熱してください。
まとめ|一杯作れたら、それで十分な日もある
疲れた日の食事は、品数よりも「今の自分が食べられる形」にすることを大切にしています。
野菜を切れない日は冷凍野菜、煮込めない日は市販品、洗い物を増やしたくない日は一つの器。その日の力に合わせて選んでかまいません。
温かい一杯を用意できた日も、何かに頼った日も、どちらも暮らしを続けるための大切な選択です。
参考情報
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
農林水産省「煮込み料理を楽しむために」
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