大型犬との日々【第8話】致死率90%を越えて。パルボの後遺症と、小さなバーニーズが教えてくれた幸せ

※本記事はプロモーションを含みます。

わが家には、ゴールデンレトリバーとバーニーズマウンテンドッグがいます。どちらも、かけがえのない大切な家族です。

けれど、今こうして穏やかな日々を過ごせていることは、決して当たり前ではありませんでした。

バーニーズのバニちゃんを迎えたのは、生後5か月の頃。幼い頃に犬パルボウイルス感染症という重い病気を経験していたためです。

命は助かった。でも、その闘いは何もなかったことにはなりません。

あの子が生きて、わが家に来てくれたこと。それだけで、十分すぎるほど幸せだったのだと思います。

🐾 生後5か月で出会った、小さなバーニーズ

初めてバニちゃんと出会った時のことを、今でもよく覚えています。

症状はすでに落ち着き、人懐っこく、やわらかな表情を見せてくれていました。その姿だけを見れば、大きな病気を経験した子には見えなかったほどです。

けれど病歴を聞けば、これから健康面で苦労するのではないか、長く一緒にいられるのだろうかと、不安が頭をよぎりました。

それでも私は、目の前のその子から、言葉にならないほど強いものを感じました。

この子は、生きようとしてここにいる。

そう思った時、不安より先に、「この子を迎えたい」という気持ちが静かに、でも確かに広がっていきました。

🤍 命は助かっても、不安が消えるわけではなかった

家族になったからこそ、少し食欲が落ちる、便が不安定になる、そんな小さな変化にも敏感になりました。

一度大きな病気を経験した子を迎えると、過去の病気が頭をよぎります。それは過保護というより、守りたい気持ちが強くなるからなのだと思います。

奇跡のような回復のあとにも、その子と一緒に歩いていく日常がある。私は少しずつ、そのことを知っていきました。

🌿 わが家で今も気をつけていること

バニちゃんは今も軟便になりやすく、食事の相性や量、与え方に気を配っています。

また、バーニーズとしてはかなり小柄です。成長期の病気が影響した可能性を考えたこともありますが、体格やお腹の状態をパルボの後遺症だと断定することはできません。

体調の変化があれば、その都度獣医師へ相談しながら、目の前のバニちゃんに合う暮らし方を探しています。

犬パルボウイルス感染症について

子犬を中心に重い胃腸症状を起こす感染症です。現在は、早期に適切な治療を受けることで回復できる犬も多いとされています。疑わしい症状がある場合は、ほかの犬との接触を避け、来院前に動物病院へ連絡してください。

🐕 「理想の犬種像」より、この子らしさ

道を歩いていると、「バーニーズですか?」と聞かれることがあります。典型的なバーニーズの印象とは、少し違って見えるのかもしれません。

けれど、世間的な理想の犬種像にぴったり当てはまらなくてもいい。大きさが少し違ってもいい。

毎日を生きて、うれしそうに走り、こちらを見てくれる。それだけで十分すぎるほど尊いのです。

小柄な体も、お腹の繊細さも、何かが足りないのではなく、この子が歩いてきた歴史の一部として愛おしく感じます。

🏠 先住犬との穏やかな時間

幸い、バニちゃんは先住犬のゴルちゃんとも相性がよく、わが家の空気に自然と溶け込んでくれました。

二頭で寄り添う姿、同じ空間でくつろぐ姿を見るたびに、あの時迎えると決めた自分の気持ちは間違っていなかったのだと思いました。

大きな決断の正解は、その瞬間には分からなくても、暮らしの中で少しずつ「この子でよかった」に変わっていくのかもしれません。

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🌸 おわりに|生き抜いてくれたことが何よりの幸せ

小柄なバーニーズのバニちゃん。誰かが思い描く理想の姿とは、少し違うのかもしれません。

バニちゃんが教えてくれたこと

  • 病歴だけで、その子の未来は決まらない
  • 小さな変化を見守り、必要な時は獣医師へ相談する
  • 犬種の理想像より、目の前のその子らしさを大切にする
  • 穏やかな日常は、決して当たり前ではない

大きく育たなかったことも、お腹が繊細なことも、全部ひっくるめてバニちゃんの歩いてきた道のりです。

この子はちゃんと生きて、わが家に来てくれた。それだけで、私たちの物語は十分すぎるほど幸せです。

参考:Cornell University College of Veterinary MedicineMSD Veterinary Manual

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※本記事は実体験をもとにした個人の記録です。犬の病気や体調には個体差があります。気になる症状がある場合は、自己判断せず獣医師へご相談ください。